平成１２年７月１５日〜１６日、私達十日会では、四国へ工場見学に行ってきました。 高松から高知への駆け足での見学会でしたが、そこで訪れたおいしいお店を紹介します。 (工場見学会の詳細については、Active のページをご覧下さい)

☆うどん本陣　山田家☆

早朝、羽田に集合し、朝一番の高松行きの飛行機で四国に向かうという、 ハードスケジュールの今回の工場見学では、時間の節約のために昼食は移動の車中で弁当を食べようという計画でした。 それを耳にした、今回の見学先である、株式会社ユーミックの上村社長より、「香川に来て、うどんを食べずにどうします。」とのお言葉を頂き、 昼食のお手配までして頂いたのが、ここ、「うどん本陣　山田家」です。 元、銘酒『源氏正宗』の酒造家の建物を使ったこの店のうどんは、酒処の水と、讃岐の地粉で手打ちされた伝統的な手打ちうどんで、 讃岐うどん特有の強いコシのある歯ごたえと、つるつるとしたとてもなめらかな口当たりは、まさに絶品。 薬味の青ねぎや、揚げたての天ぷらともあいまって、参加者一同、本場のうどんを堪能しました。 こんなに素敵なお店をお手配頂いたうえに、なんと上村社長にご馳走にまでなりまして、社長の暖かいお人柄と細やかなお心配りに心より感謝しております。ありがとうございました。

山田家　入口

昼食後、一同大満足の図

☆高知三翠園温泉　三翠園☆

高松から高知まで、バスで移動すること２時間余り、高知で、あの有名な『トサエメリー』を製造している 宇治電化学工業株式会社の工場を見学させて頂いた後、私達の宿泊先となったのが、ここ、『三翠園』です。 高知市で一番と言われ、皇室の方も泊まられるというこの旅館は、高知城や県庁にもほど近い、高知市の中心部に位置しながらも、清流“鏡川”河畔の 豊かな緑に囲まれた、とても落ち着いた雰囲気の名旅館です。 また、この旅館には、高知初の天然高温泉があり、そのナトリウム塩化物高温泉は、神経痛、筋肉痛、慢性消化器病、痔疾、冷え性、慢性婦人病などの効能があるとのことです。 夜の懇親会での料理は、高知名物“かつおのたたき”をはじめとした「皿鉢料理」をいただきました。皿鉢料理とは、大皿に海のもの、山のもの、里のものなど、 いろいろな材料を盛り合せた、土佐ならではの豪快な料理です。（写真下右） また、この日の懇親会には見学させて頂いた、宇治電化学工業株式会社の西山彰一社長より、高知の銘酒、「土佐鶴」の差し入れを頂き、また、たくさんのお土産まで頂きまして、ありがとうございました。 ところで、この日、十日会に伝わる伝統芸能の伝承が、仲俣会長、斉藤幹事より太田幹事、石川会員に向けて行われました。若い二人のますますの精進をもって、立派に十日会の伝統を受け継いで行かれる事を期待しております。

三　翠　園

皿鉢料理