十日会

令和5年度

3月定例総会 
日 時 令和6年3月14日(木)午後700分~ 参加者25
場 所 東京ガーデンパレス 2階 「天空」

議  案/
    第1号議案 令和5年度 事業報告及び承認に関する件
    第2号議案 令和5年度 決算報告及び承認に関する件
    第3号議案 役員改選に関する件
    第4号議案 その他

 議長に八幡義一氏(歴代会長)を選出し、第1号議案・第2号議案は満場一致にて
承認を受けました。また、第3号議案の役員改選にて新会長に川上隆史氏が選任されました。
4月1日より新体制での活動が始まります。

 
2月例会 
日 時 令和62月1日(木)午後700分~ 参加者21名
場 所 めっきセンター4 議室

議 題 「齋藤先輩とディスカッション」
講 師 
株式会社シルベック 代表取締役会長  齋藤 晴久 様

内 容
 2月例会は、㈱シルベック 代表取締役会長 齋藤晴久様にご講演いただきました。
創業から始まり会社の移転やタイへの進出を実行する中で、リーマンショックや東日本大震災の荒波にもまれながらも、それらを乗り越えてきたお話を聞かせていただき、また将来へと向かって活発な質疑応答や議論が交わされ、大変有意義な例会となりました。

 

1月例会≪新年会≫ 
日 時 令和6年1月28日(水)正午~ 参加者26名
場 所 「THE KINTAN STEAK」 
渋谷恵比寿

 今年の新年会は恵比寿あります「THE KINTAN STEAK」にて開催致しました。
冒頭、田島会長に挨拶を頂いた後、乾杯の音頭を八幡順一氏(歴代会長)に取って頂き、新年会を開催致しました。また、新年会恒例のビンゴ大会も大いに盛り上がり、会員の家族同士が親睦を深める場になりました。
 最後に、菊池忠男氏(歴代会長)に中締めをして頂き新年会を閉会致しました。




  
12月例会≪忘年会≫ 
日 時 令和512月13日(水)午後700分~ 参加者36名
場 所 和食東山 新橋店 
港区新橋

 今年の忘年会は新橋にあります和食東山にて開催致しました。
冒頭、田島会長に挨拶を頂いた後、乾杯の音頭を山田英佐夫氏(歴代会長)に取って頂き、忘年会を開催致しました。今期ご入会していただきました、アスカコーポレーション㈱阪様 ・ ㈱正信 御舩様も九州よりご参加いただきました。楽しい時間はあっという間に過ぎ、中締めを菊池忠男氏(歴代会長)に締めて頂き忘年会を閉会致しました。

 

 


11月例会 
日 時 令和511月16日(木)午後700分~ 参加者20名
場 所 めっきセンター4 議室

議 題 「アドラー心理学を用いた心の健康法」
講 師 
伊藤 かよこ 様

内 容
 11月例会は、東京都鍍金工業組合青年部と合同で開催致しました。
昨年の11月例会では、伊藤かよこ様に『コミュニケーションの方法』についてご講演していただき大変好評でしたので第二弾としまして、今回は『心の健康法について』ご講演して頂きました。

9月例会 
日 時 令和59月14日(月)午後700分~ 参加者21名
場 所 めっきセンター4 議室

議 題 「めっき加工費の勉強会」

内 容
 9月例会では、めっき加工費に重点を置いて、品物の大きさ・形状・めっきの種類など、めっき加工費についての勉強会を開催致しました。
 会員が品物を持ちより、各企業ならではのめっき加工費の算出方法を聞く事が出来ました。
「こんな算出方法があった」「こうすればいいのか」などの討論をいたしました。また、古くからのお客様の加工費に対しての対応なども飛び出し、今後に活かしていける有意義な例会となりました。

 



8月例会≪納涼会≫ 
日 時 令和58月3日(木)午後700分~ 参加者30名
場 所 花蝶 銀座本店 
中央区銀座

 今年度は、中央区銀座にあります花蝶 銀座本店にて納涼会を開催致しました。5類となり各方面でも会合や懇親会が再開されている状況下、十日会も感染防止対策を十分に取った上で開催致しました。

 冒頭、田島会長に挨拶を頂いた後、乾杯の音頭を草間誠一郎氏(㈱三ツ矢)に取って頂き、納涼会を開催致しました。楽しい時間はあっという間に過ぎ、中締めを菊池忠男氏(歴代会長)に締めて頂き納涼会を閉会致しました。

 



7月例会 
日 時 令和57月10日(月)午後700分~ 参加者17名
場 所 めっきセンター4 議室

議 題 「健康経営~認知症介護のお金と家族に迷惑をかけない生き方」
講 師 
プルデンシャル・ジブラルタエージェンシー株式会社
      ライフプランアドバイザー  東第一営業部 加藤 達也 様

内 容
 日本の人口が減少へ転じていると同時に高齢者人口へ移り変わっている現在、介護を必要とする人は年々増え続けている。個人だけでの問題ではなく、仕事と介護の両立を必要とする従業員への対応に向けての対策を企業は今後取り組んでいかなければならない。その中で、7月例会は、プルデンシャル・ジブラルタエージェンシー㈱加藤様に、本気で始める介護の備えについてご講演して頂きました。介護とは無関係と思いがちですが一度介護に関して真剣に向き合う良い機会となりました。また参加された皆様も大変興味を持たれ、質疑応答では活発な意見交換となり大変有意義な例会となりました。

 

6月例会 
日 時 令和56月12日(月)午後700分~ 参加者27名
場 所 めっきセンター4 議室
演 題「技術・製品・サービスのご紹介②」
    
内 容
Ⅰ、株式会社三進製作所
      『IoTゲートウェイを使用した遠隔監視システム』

     Ⅱ、奥野製薬工業株式会社
      『トップグリーナルプロセス(アルミへのめっき処理)』

     Ⅲ、株式会社タイホー
      『パワージンケート23V4』・『ポルポリッシュST-704』
   

Ⅰ、株式会社三進製作所

まず始めに、㈱三進製作所様にIoTゲートウェイを使用した遠隔監視システム(排水処理装置の見える化)についてご紹介して頂きました。現状の排水処理管理は、排水処理場に出向いての日常点検や・異常発報による管理(履歴が表示されない)が主流であったが、社内ネットワークを用いて遠隔監視が可能となった。

※ 『排水処理装置IoT』の特徴
・計器の現在値をPCや携帯で確認が可能  ・異常警報をPCや携帯で確認が可能
・過去に発生した警報履歴を確認が可能(今後の対策を打つことが出来る)
・ph計・ORP計の測定値をペーパーレスで保存が可能
・既存の排水処理装置でも、IoTゲートウェイとネットワーク環境があれば使用可能 




Ⅱ、奥野製薬工業株式会社

奥野製薬工業㈱様にアルミニウムの環境対応型前処理トップグリーナルプロセスについてご紹介して頂きました。トップグリーナルプロセスは、ホウ素・リン酸・硝酸・フッ酸フリーの環境対応型となっており、前処理工程の脱脂・梨地処理・化学研磨・デスマットに対応し、梨地から光沢外観まで金属質感の調整が可能となる。

※ 『トップグリーナルサテン200』の特徴
・フッ化合物を含有しないアルカリ性溶液
・きめ細かな半光沢外観が得られる  ・浴寿命が長い
・従来のフッ化物浴と比較して手触りが滑らか

※ 『トップグリーナルグロス300』の特徴
・リン酸フリーのアリカリ性溶液
・特にブラスト加工材で良好な光沢が得られる
・中温(55℃)での使用が可能

※ 『トップグリーナルデスマット400』の特徴
・硝酸フリーの硫酸系溶液
・あらゆる展伸材用アルミニウム合金に対応可能
・アルミニウムの腐食を抑制することが可能




Ⅲ、株式会社タイホー

㈱タイホー様に、高均一電着性静止亜鉛めっき用光沢剤『パワージンケート23V4』とステンレス鋼用化学研磨剤『ボルポリッシュST-704』のご紹介をして頂きました。『パワージンケート23V4』は、ベーキング処理後に従来よりも少ない光沢剤の量で、つきまわり性の向上と光沢性が確保されている。『ボルポリッシュST-704』は、従来品では難しかったSUS316の研磨処理が可能となり、使用条件の幅が広がり使い勝手が向上している。

※ 『パワージンケート23V4』の特徴
・ベーキング後の光沢性が改善できる
・補給量が減ることでコストダウンにつながる
・在庫確保や現場作業性の改善による効率化が可能
・容器の廃棄や運送回数の低減でカーボンニュートラルが図れる

※ 『ボルポリッシュST-704』の特徴
・浸漬処理でステンレスの研磨が可能
・他の研磨処理では難しい内面研磨が可能
・化学研磨処理で表面粗さをRa0.08以下まで下げる事が可能
・一度に多量の処理が可能



5月例会 
日 時 令和55月15日(月)午後700分~ 参加者22名
場 所 めっきセンター4 議室

議 題 「重金属排水処理 マイクロフロー・インライン式排水処理装置U-Flex」
    「精密ろ過機 EAGLEシリーズ」
講 師 
日本フイルター株式会社 開発部 齋藤 弘樹 様 ・ 玉木 雄大 様

内 容
 5月例会は、日本フイルター㈱様に重金属排水処理装置マイクロフローと新製品のインライン式排水処理装置U-Flex、またEAGLEシリーズについてご講演して頂きました。
重金属排水処理装置マイクロフローでは、凝集沈殿法と比べた際の省スペース化・コストメリット・仕組みについて、またU-Flexでは、装置概要・導入のメリットについて参加企業の皆様が大変興味を持たれており、質疑応答では活発な意見交換となり大変有意義な例会となりました。

※『重金属排水処理装置マイクロフロー』の特徴
・重金属水酸化物の処理に適したFIL-SEP膜を搭載している
・設置スペース小
・高価な高分子凝集剤が不要
・処理水質の向上

※『インライン式排水処理装置U-Flex』の特徴
・従来反応槽で行っていたpH調整を配管内で行える(排水前処理部分と中和処理部分)
・省スペース化と省エネルギー化     ・フレキシブルな設置が可能
・作業環境の改善           ・災害時の液量出量の削減
・均一な反応が可能          ・安定したpH調整

※『精密ろ過機EAGLEシリーズ』の特徴
・フレキシブルな配管接続(4方向フランジ接続構造)
・スペースの有効活用(ヒンジ式蓋の中に部品が置ける)
・フィルターカートリッジの管理が容易

※『EAGLEシリーズのラインナップ』
・Cシリーズ…強酸性
・Aシリーズ・Bシリーズ…弱酸性・弱アルカリ性
・Pシリーズ(NEW)…強アルカリ性




4月例会 
日 時 令和54月6日(木)午後700分~ 参加者32名
場 所 めっきセンター4 議室
演 題「技術・製品・サービスのご紹介」
    
内 容
Ⅰ、ディップソール株式会社
      『IZ-250GF(ラック浴) IZ-252G(バレル浴)』・『NZ-98LC』

     Ⅱ、PAVCO,JAPAN
      『BLAZE ZINC』・『Hex-A-Gone』

     Ⅲ、ユケン工業株式会社
      『パクナCNシリーズ』・『メタスANK』
   
❖田島会長より挨拶を頂いた後、今期の役員紹介をし十日会76期目の最初の例会を
 開催致しました。

Ⅰ、ディップソール株式会社

まず始めにディップソール㈱様に環境に配慮した新しい亜鉛ニッケル合金めっきの『IZ-250GFとIZ-252G』をご紹介して頂きました。現在の自動車産業は、カーボンニュートラル対応・環境対応・資源循環対応が必要であり、資源環境対応では今まで以上の高耐食性・高防錆が求めれれている。
また、高ニッケル共析率亜鉛ニッケル合金めっきが普及し、既に多くの用途で使用されている。

※ 『IZ-250GF(ラック浴)』の特徴
・排水処理負担を抑えためっき液  ・均一電着性に優れている  ・二次加工性が良好 
・高電流密度部と低電流密度部の光沢差がなく、均一な光沢外観 

※ 『IZ-252G(バレル浴)』の特徴
・低電流密度でのめっきに最適  ・排水処理の負担を抑えためっき液  ・均一電着性が良好
・アノードセル、特殊アノードを使用する事で液更新が必要なくなる

※ 『均一電着性型のジンケートラック用光沢剤NZ-98LC』の特徴
・省エネ型となり、消費電力が少ないのでCO2削減貢献出来る
・電流密度が低くてもめっき速度が速い
・めっきの電流密度を下げても従来と同等以上のめっき厚が得られる
・低電流密部の光沢が良好で、高電流密度部の外観では、ヤケ発生もなく




Ⅱ、PAVCO, JAPAN

PAVO,JAPAN様にアルカリ亜鉛めっき光沢剤『BLAZE ZINC』と装飾3価クロムめっき『Hex-A-Gone Revolution』をご紹介して頂きました。PAVCO様は1948年の設立となり、現在はアメリカ・メキシコにおける亜鉛めっき薬品の業界リーダーへと成長いたしました。また、アメリカ及びメキシコの亜鉛めっき市場ではシェアNO,1であり、アメリカ国内シェアは30パーセントとなる。今年PAVCO,JAPANが設立されました。数年前から日本展開を行っていたが、今まで以上に柔軟な対応が可能となる。

※ 『BLAZE ZINC』の特徴
・電流効率が高く、鏡面のような光沢のある被膜の形成が可能
・ラック・バレル処理どちらにも対応
・低電流密度部を維持出来るのでムラが出ない
・管理温度範囲の広さによって、めっき液の冷却コストの削減が可能
・ラック処理の場合、推奨のアノード配置・電気配線採用により低電圧での操業が可能
・炭酸ナトリウム除去作業が不要
・ミストや臭気の発生が非常に少ない為、換気設備が不要

※ 『Hex-A-Gone Revolution』の特徴
・クロム特有の光沢である白銀色の外観
・六価クロムと同等の色見が可能
・低電流密度部へも良好なつきまわりで膜厚の分布が均一
・排水処理コストが3分の1に
・ユーザー毎に色見の調整が可能
・Snコバルトより固い被膜を実現でき、液管理が容易




Ⅲ、ユケン工業株式会社

ユケン工業㈱様に低温タイプアルカリ脱脂剤『パクナCNシリーズ』と亜鉛合金めっき酸性ZnNi合金浴プロセス『メタスANK』のご紹介して頂きました。ユケン工業㈱様では、カーボンニュートラルにおける取り組みとして、ライフサイクルアセスメントをもとに、Znめっきを施す過程で発生する二酸化炭素を各セクションで数値化し対策が必須の工程を洗い出し、カーボンニュートラル推進の為の表面処理プロセスを順次開発されている。

※ 『パクナCNシリーズ』の特徴
・従来のアルカリ脱脂剤の概念を打ち破り、室温で処理が可能
・液加温が少なく、大幅な二酸化炭素の削減と、燃料コストの低減が可能
・高温でなく30℃からでも洗浄力が発揮出来るように設定されている

※ 『パクナANKシリーズ』の特徴
・電流効率に優れており、液老化によるめっき効率の低下がない
・めっき析出効率改善により、大幅な二酸化炭素の削減と電気エネルギーの低減が可能





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