平成27年度
3月定例総会
日 時 平成28年3月10日(木)午後7時00分~ 参加者28名
場 所 めっきセンター4F 会議室
議 題 第1号議案 平成27年度 事業報告及び承認に関する件
第2号議案 平成27年度 決算報告及び承認に関する件
第3号議案 役員改選に関する件
第4号議案 その他
議長に上原 裕司元会長を選出し、第1号議案・第2号議案は満場一致にて
承認を受けました。
また第3号議案の役員改選にて、新会長に八幡義一氏が選任されました。
4月1日より新体制での活動が始まります。
2月例会
日 時 平成28年2月8日(月)午後7時00分~ 参加者21名
場 所 めっきセンター4F 会議室
議 題 「職場における化学物質管理(リスクアセスメント)」
講 師 労働衛生調査分析センター 健康開発課 課長 武井 貴史 様
内 容
2月例会は、今年の6月から施行される『化学物質に関するリスクアセスメントの実施義務化』についてご講演して頂きました。今回の労働安全衛生法の改正により、労働者の安全と健康の確保対策を一層充実する事を目的に、化学物質のリスクアセスメントが義務化となった。
化学物質のリスクアセスメントとは、化学物質を取扱う際に生じるおそれのある負傷・疾病の重篤度と発生の可能性を調査し、労働災害が発生するリスクの大きさ評価するものである。我々の表面処理業界は、化学物質の使用頻度が非常に多く、労働者(従業員)の安全を確保する為にも、化学物質の管理が非常に重要な事項となる。
6月の施行に向けて、どの物質が規制対象になるかの確認・そしてリスクアセスメント実施担当者等の選定など、実施が可能な箇所から着手し準備しなければならない。
今回の化学物質のリスクアセスメントの実施が初めてである場合でも、支援ツールが公開されているので参照する事で、簡易的なリスクアセスメントの実施が可能となる。
※支援ツール⇒厚生労働省Webサイト内の『職場のあんぜんサイト』
1月例会≪新年会≫
日 時 平成28年1月31日(日)正午~ 参加者40名
場 所 『dompierre Heart(ドンピエールハート)』 東京都千代田区丸の内
新年会は、丸の内KITTE内にある洋食ビストロ『ドンピエールハート』で開催致しました。
ご来賓として東京都鍍金鍍金工業組合の神谷理事長にご挨拶を頂いた後、山田先輩の乾杯の発声で新年会を開始致しました。
レンガ色の駅舎を眺めながら本格フレンチ料理と美味しいワインを頂き、会員同士の親睦を深め
今年一年の抱負を語り合いました。またご家族同伴という事もあり新年会恒例のビンゴゲーム大会も大いに盛り上がり、家族同士の親睦を深める場にもなりました。
最後に、遠藤先輩に中締めをして頂き新年会を閉会致しました。
≪内藤会長挨拶≫ ≪神谷理事長よりご挨拶≫
≪山田先輩乾杯のご発声≫ ≪遠藤先輩中締め≫
12月例会≪忘年会≫
日 時 平成27年12月4日(金)午後7時00分~ 参加者33名
場 所 『煌蘭 丸の内』 東京都千代田区丸の内
今年の忘年会は、元内閣総理大臣もご来店されたお店でもありまた、日経大人のレストランガイドにも選ばれました『中国料理 煌蘭』にて開催致しました。落ち着いていてモダンな雰囲気な空間の中、忘年会開始となりました。初めに菊池忠男先輩に乾杯の音頭をとって頂き、美味しいお食事と美味しいお酒を頂き、会員同士今年一年間を振り返りました。楽しい時間はあっという間に過ぎ、神谷理事長からご挨拶を頂いた後、中締めを八幡順一先輩に締めて頂き忘年会を閉会致しました。
≪菊池先輩乾杯のご発声≫ ≪神谷理事長よりご挨拶≫
≪八幡先輩中締め≫
11月例会
日 時 平成27年11月16日(月)午後7時00分~ 参加者39名
場 所 めっきセンター4F 会議室
議 題 「楽しくなければ仕事じゃない!」〜町工場から"夢工場"へ
講 師 HILLTOP株式会社 代表取締役副社長 山本 昌作 様
内 容
多品種単品の無人化稼働を可能とした「HILLTOPシステム」を確立し、試作品を中心に医療機器部品・自動車・航空部品などの精密部品からアーティストのマイクスタンドまで幅広いニーズに応えるものづくりを行っておられますHILLTOP㈱山本副社長様に、「HILLTOPシステム」の誕生秘話をご講演して頂きました。
またそれと同時に社員1人1人の個性を大事にし社員が成長出来る環境づくりまた教育カリキュラム・そして社員同士が個々の感性を活かし互いに向上心を育てその結果、企業の発展に繋がるという社員教育法に深く感銘を受け、人を育てる事について改めて考えさせられる例会となりました。
9月例会
日 時 平成27年9月7日(月)午後7時00分~ 参加者21名
場 所 めっきセンター4F 会議室
議 題 「マイナンバー制度導入における対応のポイント」
講 師 三崎経営労務事務所 社会保険労務士 三崎 亜紀子 様
内 容
平成28年1月よりスタートする「社会保障・税番号制度(マイナンバー制度)」導入における対策義務や導入準備における実務のポイントをご講演して頂きました。
◇マイナンバーの効果
・行政の効率化(利便性の向上・各種書類の効率化)
・国民の利便性の向上
・公平・公正な社会の実現(所得の正確な把握など)
⇒役所の業務効率が進み、住民サービス向上が期待出来る。
◇マイナンバーが必要な場面
・社会保障関係の手続き(年金・医療・介護・生活保護・児童手当など)
・税務関係の手続き(税務署などに提出する書類への記載)
・災害対策に関する手続き(被災者生活再建支援金の支給など)
⇒マイナンバーは法律で定められた範囲でしか利用する事は出来ない。
◇事業者が注意すべきポイント(中小規模事業者向け特定情報ガイドラインより)
1,取得・利用・提供のルール
社会保障及び税に関する手続書類の作成事務を処理する為に、必要がある場合に限って従業員に個人番号の提供を求める事が出来る。利用目的を可能な限り特定し従業員に通知する。
(⇒想定出来る物全てを記載する。例:目的を記載した書類の提示・就業規則への明示)
番号法で限定的に定められている場合以外は、利用・提供する事は出来ない。
2,保管・破棄のルール
翌年度以降も継続的に雇用契約が認められている場合や所管法令によって一定期間保存が義務付けられている物は、その期間保管が可能。また、書類の保存期間が経過したり作成事務を処理する必要がなくなったら速やかに破棄・削除する。
3,安全管理措置のルール
マイナンバー漏えい、滅失または毀損の防止・その他の適切な管理の為に必要かつ適切な安全管理措置が必要。
(⇒その為、マイナンバー回収後の情報漏えいを防ぐ為のコストが短期的にかかる。)
◇まとめ
事業者は、個人情報を取扱う組織体制の整備、従業員への適切な教育、事務取扱担当者の監督等の組織的・人的安全管理措置および情報漏えいの対応、セキュリティー対策、不正アクセスといった物理的・技術的安全管理措置を検討し厳重な対策を取る事が大事である。
8月例会≪納涼会≫
日 時 平成27年8月28日(金)午後7時00分~ 参加者34名
場 所 『BARABABAO(バラババオ)』東京都中央区銀座
今年の納涼会は、イタリアの水の都ヴェネチアのバーカロスタイルの味・雰囲気を忠実に再現した『BARABABAO)』で開催致しました。インテリアの床の大理石から天井までが全てイタリアから直輸入しているリアル空間の中で、ヴェネチア本場のお料理とイタリアワイナリーから直送のワインで
会員同士の情報交換や親睦を深め大いに語り合いました。
≪会長挨拶≫ ≪山田先輩 乾杯のご発声≫
≪石川先輩 中締め≫
7月例会
日 時 平成27年7月13日(月)午後7時00分~ 参加者58名
場 所 めっきセンター4F 会議室
演 題 第一部「脱脂剤の作用の仕組みと成分の役割」
第二部「現場での疑問ならびに解決策」
講 師 東京都鍍金工業組合 環境科学研究所 主任 戸井﨑 茂 様
内 容
・第一部
金属の前処理で一番はじめに行わなければならない脱脂工程の基礎と脱脂剤の仕組み・成分・
特徴、界面活性剤・キレート剤の役割について第一部でご講演して頂きました。
めっき素材には部品になる過程で研磨剤(動植物油)・金属粉・錆防止(鉱物油)などに使用する各種油類が付着している。これらの加工履歴の汚れを除去して出来るだけ綺麗な結晶面にする事が脱脂の目的である。加工履歴の中で付着した汚れは様々な種類があり種類によってそれぞれ性質も違うのでその性質に見合った前処理を選択する事が素材に適切なめっきを施す事が出来る道理である。(めっき処理工程の中で一番不良率が高い工程が前処理工程と言われている)
・第二部
第二部では、現場からの前処理(脱脂工程)に対する疑問点・質問点予めを募集して、
同時に、各脱脂剤メーカーからもその疑問点・質問点の回答を準備して頂き、ディスカッション形式で脱脂剤メーカーから回答・解決策を回答頂きました。
1つ1つの質問に対して、各脱脂剤メーカーの回答・解決策を同時に聞ける機会はすくないので有意義な例会となった。
6月例会
日 時 平成27年6月17日(水)午後7時00分~ 参加者36名
場 所 めっきセンター4F 会議室
議 題 「千葉県産天然ガスおよびヨウ素を用いた機能性表面の創製」
講 師 千葉工業大学工学部機械サイエンス学科 坂本 幸弘 様
内容
はじめに千葉県の天然ガスは明治時代から利用されるほど歴史が古く、純国産の天然ガスの中でも全国第三位の生産量を誇っている。また、千葉県の天然ガスは水溶性天然ガスと呼ばれており通常の海水の約2,000倍という高濃度のヨウ素が含まれいる。千葉県で生産されるヨウ素は国内生産量の約80%を占めている。
天然ガス・ヨウ素を用いた研究目的とその結果についてご講演して頂きました。
1、高周波プラズマCVDによるヨウ素含有炭素の作製
⇒非結晶炭素のヨウ素をI2と他元素と結合した状態で含有する事が可能であり、その摩擦特性は作製条件により著しく異なる事が明らかとなった。
2、反応性スパッタリングによるヨウ化チタン膜作製(スパッタ圧力の影響)
⇒スパッタガスにアルゴンとI2を用いて反応性スパッタリングを行うことにより、ヨウ化チタン膜の作製が可能になり、非晶質となる。また表面抵抗率に差異は認められなかった。
そしてスパッタ圧力0.8Paの条件で得られた生成物が最もヨウ素の含有率が高く、最も低い摩擦係数を示す事が明らかとなった。
3、天然ガスによるダイヤモンド合成
(低コストでのダイヤモンド合成における反応ガスの影響)
【メタンの代わりに天然ガス・高純度水素の代わりに、水から電解精製した水素を用いた熱フィラメントCVD】
⇒天然ガスと電解精製した水素を用いてのダイヤモンド合成が可能。また電解精製した水素を用いた場合、成膜速度に著しい影響はないが膜質の向上が認められた。
4、天然ガスによるダイヤモンド合成 マイクロ波プラズマCVD
(天然ガスを炭素源としたマイクロ波プラズマCVDによりダイヤモンド合成について)
⇒高純度メタンで作製したダイヤモンドと比較しても遜色のない高品質CVDダイヤモンドの合成が可能。
実際に、天然ガス・ヨウ素も用いた研究を企業と共同で事業化に向けて進めており、今現在実用化されているタイアップ企業もある。
5月例会
日 時 平成27年5月18日(月)午後7時00分~ 参加者30名
場 所 めっきセンター4F 会議室
議 題 「日本のチタン業界の現状」
講 師 一般社団法人 日本チタン協会 木下 和宏 様
内 容
日本のチタン産業の現状とチタンの特性についてご講演して頂きました。
◇日本のチタン産業の現状
・業界の現状
日本のチタン産業の現状は、原料を全て輸入しスポンジチタン製造以降を国内で行っている。スポンジチタンメーカーは、スポンジ・インゴットを展伸材メーカーに供給し、展伸材メーカーは基本的に鉄鋼圧延設備を使用して圧延・加工をして国内・海外に出荷している。
※スポンジチタン…チタンを金属として利用する場合に最初に出来る純チタンの事。
・スポンジチタンの製造方法
スポンジチタンの製造はクロール法(チタン鉱石を塩素化して得られる四塩化チタンをマグネシウムで還元して金属チタンを得る方法)である。多孔質なのでスポンジと呼ばれている。
(チタンから一度に酸素を剥がす事が困難であるからこの製造方法を用いている)
・スポンジチタン需要動向
スポンジチタンの出荷は国内向けと輸出向けで約半々。輸出先では米国が約7割を占めそれ以外はEU向けである。
スポンジチタン展伸材出荷状況は国内向けが約1/3輸出向けが約2/3を占める。
スポンジチタンの展伸材出荷量の形態別需要は、板・条・溶接管が約7割を占める。用途別需要では、輸出以外の最大の用途は化学工業用になる。輸出向けでは、電力・中東向けの造水向けである。輸出の主要相手国は、欧米・韓国・中国である。
◇チタンの特性
チタンは非鉄金属の中では、鉄や銅などに比べると新しい金属で実用化されたのも比較的
新しい素材である。チタンの代表的特性は何と言っても軽量(銅の1/2・鉄の約60%の軽さ)で高比強度(アルミの約3倍・鉄の約2倍の強度)である。比強度の値が大きければ軽いわりに強度が高いので非鉄金属の中では上位クラスに入る。
またこの他にも耐食性・耐熱性に優れており、更に耐海水性を持ち合わせいる。腐食に強い理由としては表面にナノ単位の不動態皮膜が保護膜として形成されているからである。硝酸や塩素イオンの酸化性の酸を含む環境では腐食に強くなるが、その反面、塩酸・硫酸・リン酸の還元性の酸では腐食し易くなる。一方、チタンの表面を酸化被膜で覆われている為、金属アレルギーなど人体に優しく安全な金属である。この特性を活かし医療分野や装飾品に使われる素材として注目を浴びている。
4月例会
日 時 平成27年4月13日(月)午後7時00分~ 参加者45名
場 所 めっきセンター4F 会議室
議 題「技術・製品・サービスのご紹介」
内 容
Ⅰ、㈱中央製作所 『小型高性能直流電源パワーマスター』・『光沢剤自動添加装置』
【講師:東京支店 販売課 森 哲平 様】
㈱中央製作所様に小型直流電源装置『POWER MASTER PMD2型』のご紹介を
して頂きました。
2000年の発売以来1万台を超える小型直流電源装置のフルモデルチェンジになります。
新型PMD2型の大きな特徴としては、操作性の向上はもちろんの事、
独自の回路設計により、消費電力の削減と環境負荷の低減である。効率全域5%向上により電力損失を約40%削減している。(従来機比)また、CC-Linkをはじめとする
オープンフィールドネットワークに対応している。あらゆる機能を搭載したハイエンドモデル。
続いて、『光沢剤自動添加装置 新型Auto-Feeder』のご紹介をして頂きました。
主な特徴としては、光沢剤補給専用機ならではの高精細な補給を可能とする補給キャリブテーション機能・標準ポンプ以外の定量ポンプが使用可能な点である。
Ⅱ、㈱タイホー 『キレート剤不使用電解洗浄剤 ノーキレートM197』
【講師:研究開発部 宮西 雅子 様】
㈱タイホー様に排水処理が非常に良好な環境調和に配慮した電解洗浄剤のご紹介を
して頂きました。厳しい排水基準を守る為には、規制対象金属・リン・窒素に注意が必要となり、キレート剤使用量に左右される。
『ノーキレートM197』は、無リン・無窒素・キレート剤を不使用の環境対応型電解洗浄剤である。ノーキレートM197の注意点としては、高スマット品・スケールの厳しい品物の電解洗浄はキレート含有電解洗浄剤に比べて処理が必要となる。
スマットと母材の間の結合を緩ませる効果はキレート剤よりも塩酸処理の方が効果が高いのでキレート剤の有無に関わらず塩酸処理を実施する事が大事となる。塩酸処理が上手くいかない場合でも脱脂処理を見直す事で解決する事が出来る。
最後にキレートタイプからノンキレートへ転換したお客様の事例を挙げて、亜鉛の最終排水数値が
どの程度変化したかの結果をご説明して頂きました。
Ⅲ、奥野製薬工業㈱ 『鉛フリー無電解ニッケルめっき液 トップニコロンSA-98-LFG』
『トップニコロン用表面張力調整剤 トップニコロン湿潤剤C』
【講師:総合技術研究部 表面技術研究部 森本 徹 様】
奥野製薬工業㈱様に中高リンタイプ鉛フリー無電解ニッケルめっき液『トップニコロンSA-98-LFG』の
ご説明をして頂きました。従来の中高リンタイプ無電解ニッケルめっき液は、光沢性に乏しく光沢性の低下・白ムラ外観となる事があったが、トップニコロンSA-98LFGは、錯化剤濃度・安定剤濃度の
バランスが見直しされ高光沢性の外観を実現していて従来浴と比較してすると緻密な析出性の為、光沢性が優れている。また、ターン経時においても引張応力が上がりにくい。
続いて、『トップニコロン湿潤剤C)』のご説明をして頂きました。
特徴として、トップニコロン液の表面張力を低下させる・外観ムラの解消・ピット発生の防止・
ザラの発生の抑制である。ザラ・ピット・ピンホールの抑制等の外観向上効果だけでなく塩水噴霧試験による耐食性も向上する。
Ⅳ、日本表面化学㈱ 『3価クロム化成皮膜のコバルトフリー化』
【講師:R&Dセンター 香取 光臣 様】
最後に日本表面化学㈱様に、亜鉛めっき上3価クロム化成皮膜のコバルトフリー化の関連商品を
ご紹介して頂きました。
現在、3価クロム皮膜の多くにコバルトが使用されている。理由としては、皮膜の厚膜化促進・
キズ性向上効果・黒色皮膜での黒味の向上成分である。しかしながら、コバルト化合物の多くが
欧州のREACH規則の高懸念物質に該当する為、コバルトフリー化の動きが出てきている。
これらに対応するコバルトフリーのトライナーシリーズの3価クロム化成皮膜剤のご紹介をして頂きました。
コバルトフリー化成皮膜処理剤の特徴としは、3価クロムを主成分とする処理剤・6価クロム、コバルト不含有の処理剤、白色・黒色・ユニクロの色調、亜鉛めっきの後処理ラインにそのまま導入が可能な点である。耐食性が高いという点からも今後も注目される処理液の1つになる。
全ての製品紹介が終わった後に、質疑応答を行い4月例会を終了しました。
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